第17回 障がいのある方のための乗馬会「乗る・馬・体験」

2014063005pic01  平成25年6月30日に本学において、障がいのある方のための乗馬会「乗る・馬・体験」が開催されました。このイベントは、障がいを持った子供達を本学に招き、乗馬体験やふれあいブースを楽しんでもらうことを目的として行われています。17回目となった今回、乗り手さんが23組、ボランティアさんが100人以上と、多くの人が参加しました。

2014063005pic02 6月後半と梅雨の時期の開催だったために当日まで雨が心配されましたが、幸いにもこの日は天気に恵まれ、多くの家族連れが大学を訪れました。本学のうまセンターから4頭、河口湖にある紅葉台木曽馬牧場さんから2頭の木曽馬をお借りしていこいの広場で乗馬体験が行われました。最初は馬を怖がっていた乗り手さんも馬に乗ってしまえば、強ばっていた顔が満面の笑顔に変わり保護者の方に手を振ったり、サイドウォーカーを務めるボランティアさんの方とハイタッチをしたりと、とても楽しそうな姿を見ることが出来ました。

乗馬体験の他にも校内では、様々なサークルが用意したふれあいや展示などのブースが設けられていました。動物園研究部はぬりえブース。環境教育研究部はアオダイショウのふれあいブースや展示。また、動物介在教育研究部、ドックトレーナー研究部、ストリートダンス部、のブースもありました。今回のイベントのテーマは「しゅっぱつしんこう!乗馬会鉄道」ということで、電車をモチーフにした装飾などが壁一面に貼られていて、校内はとても可愛らしいものとなっていました。

2014063005pic03 企画者である3年生の吉本さんは「一番大変だったことは、当日雨が降ってしまった場合の対応について連日、時には明け方まで委員みんなで話し会いました。また、主催者としての覚悟や辛さを改めて痛感し、悩みました。でも、イベント中に子供達やボランティアなどの参加者が楽しそうにしている様子を見た時、頑張ってきてよかったと思いました」と話してくれました。

このイベントは、子供から大人まで楽しめ、誰もが良い経験が出来るものだと思います。興味がある方は次回の乗馬会のイベントに参加してみてはいかがでしょうか。(わらこ)

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