9月23(日)に山梨県甲府市にあるアイメッセ山梨にて動物愛護デーのイベントが開催されました。本学の「動物の命の大切さを考える部~SWEET HEART~」(以下 SH)が2つのブースを出展しました。山梨県では毎年、9月20日から9月26日の動物愛護週間に合わせて、動物愛護を楽しく学べる場を提供しています。当日は雨天でしたが、会場が室内だったこともあり、大人から子どもまで大勢の人々が愛犬や愛猫を連れて来場し、大盛況でした。
1つ目のブースでは、動物がモノ化している問題について考えてもらうコーナーが設けられていました。まずコアラやブタなどの動物達の姿を思い描かせ、その動物の赤ちゃんの体重に合わせたおもりを持ってもらいました。その後人間の赤ちゃんの体重に合わせたおもりも持って比較をしてもらいました。人間と見た目や重さが違う動物たちも人間のように大人になっていく事、同じ命のある存在だということを伝えていました。
2つ目のブースでは、SHがボランティアとして活動する県内の犬の多頭飼育現場の現状や経緯を知ってもらうため、パネルを用いた活動報告を保健所の方と一緒におこなっていました。また映像で譲渡対象犬の紹介もしていました。パネルや映像を真剣に見ている来場者の姿が多くみられ、以前、多頭飼育現場のことがメディアで取り上げられた際にテレビで見たという人や、県内にこのような現場があることを知らなかった人もいました。
動物愛護デーのイベントを終えて、SH代表の森さんは「私自身、この活動で成長できたように思います。改めてサークルの結束や地域の方との交流は大切だと感じました。これからも部員たちと努力を続けていきたいです」と話していました。また、多頭飼育現場でボランティア活動を行う井川さんは「動物への考え方は人それぞれだと改めて実感しました。活動でも『伝える』という面を頑張っていきたいです」と話していました。
会場では動物愛護について学ぶ子ども達の笑顔も多く見られました。年に1回のイベントですが、来年は皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。(やみー)