海外実習inタイ ~王国の自然の中で学ぶ~

12120304pic01アニマルサイエンス学科の海外実習が、8月21日(火)から8月30日(木)までの間タイ王国で行われました。この実習は、本学科とカセサート大学獣医医療技術学部との間で研究交流が交わされたことにより実現しました。

 実習2日目にはカセサート大学で研修が行われ、体に優しいドッグフードを作る体験をしたり、野良犬のトレーニング方法の実演が行われたりするなど、カセサート大学の先生は言葉の違う私たちにも分かり易く教えて下さいました。 4日目にカオヤイ国立公園へ移動し、コウモリの大群が見られる洞窟を訪れました。洞窟から外へ飛び出す無数のコウモリに私たちは圧倒されました。翌日には野生動物の観察をしながらのジャングルトレッキングが行われました。野生のシロテテナガザルや日光浴をするワニなど、多くの野生動物を観察し、日本にはない自然の姿を肌で感じることができました。夜にはナイトサファリツアーが行われ、サーバルキャットやシカなどを間近で見ることが出来ました。

 8日目にはラムパーンの国立象保護センターで、アジアゾウに関する研修が行われました。学生2人に対して1頭のゾウと象使いの方が付いて、ゾウの扱い方や乗り方の指導を受けました。実習生はみんな緊張しながらも非常に有意義な時間を過ごしました。ラムパーンにおけるゾウの文化も学び、最後にはゾウのフンから作られた紙でできた修了証が全員に授与されました。

 海外実習を終え、引率してくださった本学科教授の大辻先生は「タイでお世話になった方々は本当に親切でした。ゾウの足跡やワニなど、野生動物を間近に感じることができました。望遠鏡やトレッキングシューズを持っていない人が多かったことや、ヒル対策が不十分だったことなどの反省点はあります。しかし何よりも無事にみんなで帰って来ることができて良かったです」とおっしゃっていました。

 このような貴重な体験も学生の今だからこそ、できることかもしれません。皆さんもこのような機会があった時にはぜひ参加することをお勧めします。

(やみー)

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